当社の売場は主に【農産/水産/畜産/惣菜・ベーカリー】の生鮮４部門と【加工食品・日配食品（加食日配）】に分かれています。生鮮部門は商品の加工・製造も行い、会社ごとのこだわりや特徴、個性が出やすい部門です。包丁などの調理器具の熟達によって商品の見た目や食味も変わってくるのが面白いところ。加食日配部門は売上構成比では一番高い部門です。調味料全般、米やパンなどの主食からデザート系、飲料やお酒など幅広い商品を扱います。どの部門も店ごとの客層を把握し、魅力ある売場づくりを行います。
売場担当として経験を積むと主任そして店長にステップアップし、より広い視野で売場を見ていくことが求められます。売場の商品が適切に管理されているか、売場の物量と売れ行きのバランスを見て製造量の調整をすること、新人さんや部下の指導・育成と店のチームワークを充実させることも大切な役割となります。もちろん売上・利益などの数値管理も必須業務ですので担当者時代から数値管理も意識していくことが求められます。
メーカー各社との商談や販売計画の策定、店舗との連携に技術指導、商品開発と、各部門のエキスパートとして業務は多岐にわたります。豊富な商品知識と商談力、高い技術と売場センスで裏から店舗を支える存在です。
お客様の買物データなどを分析し、よりニーズに合った店舗、売場にしていくためにはどうしたら良いかを考えて実現していく部門です。販売促進の視点でチラシ制作やHP管理、SNSを利用した情報発信などにも力を入れています。
チェーンストアにとって欠かすことのできない成長戦略として新店開発があります。デベロッパーと協力して土地探しから周辺環境、売上予測等の緻密な調査を行い、出店が決まれば建築会社との打合せや店舗デザイン、レイアウトなどを決めていくところまで行います。食品を直接扱うことは無い部門ですが、会社にとってなくてはならない仕事です。
スーパーにおいて一番大きなシステムが店舗のレジです。会員カードの情報とお買い物データを紐づけることで店ごとの売れ筋商品の特徴やニーズの変化を掴むことができ、売場づくりや店舗のマネジメントに活かされていきます。その膨大なデータを維持管理しているのが情報システム部であり、近年では業務の効率化、DX化といった分野で業務の幅が広がっています。直接システム開発をするわけではありませんが、専門的な知識が必要となる部門です。